
文理の枠を超えた知識と基礎力を身につけ、
社会や 組織の問題を発見・解決できる人材を育成します。

スペシャリストでもありゼネラリストでもある
新たな人材育成に挑戦
社会情報学部はコンペイトウのようなものです。徹底的に鍛えられた基礎・教養という飴玉に、実践力と専門力という突起がいくつもとび出しています。教養系学部は飴玉、よく転がるけれどもどこに行くかわかりません。わかりやすい名前のふつうの学部は尖った針、一つの方向にしか転がりません。コンペイトウは、止まること、方向を変えること、思い通りに転がることができます。
文系、理系ってだれが決めたのでしょうね。人の適性を判断するなら、入学するときに問われるのはおかしい。卒業するとき、仕事をするときにこそ見極めることが大切です。しかもその適性は、単純な専門領域というより専門領域の組み合わせかもしれません。まったく新しい領域を開拓するかもしれないでしょう。
だから、社会情報学部は、必要な基礎力と実践力を徹底的に鍛えます。在学中に自らの適性に合う専門性を発見できる環境を提供します。しかも、その専門分野をただ並べるのではなく、それらの関係性を問題にします。
もちろん、基礎力と実践力のなかには、分野の壁をつくりません。
社会情報学部の卒業生は、人や社会を大切にする人材として、理論や技術に明るい企画力溢れる人材として、自由な発想力・企画力をもった技術力豊かな人材として活躍してくれるはずです。
社会情報学部が鍛えようとしている基礎力とは何でしょうか。数学と英語の学力をつけることだけを目的としているわけではありません。論理的に物事を捉える能力と、具体的な事柄を抽象化することのできる能力、具体的な事実に基づいて考えることのできる能力、言葉の大切さを理解し、コミュニケーションをうまくとっていくことのできる能力、これらが基礎力の柱です。
その基礎力はどのように展開されるのでしょうか。人、社会、さらにそれをつなぎ合わせるための情報の理解へと展開されます。その結果、私たちが解決しなければならない課題がどのようなものであるのか、それを解決するためにはどのような方法が存在するのか、その全体像がわかるはずです。
社会情報学部が鍛えようとしている実践力とはどのようなものでしょうか。基礎力やそこから展開された世界から拾われた課題を題材にして、その解決を試みる、このような問題解決のためのトレーニングを数多くこなしてもらうことです。ただ単に知識だけでは解決できない本当の難しさを身につけてもらいます。
社会情報学部が求める専門力とはどのようなものでしょうか。人の問題、社会の問題そのものなのか、あるいはそれらを解決するための手段・手法に注目するのか、自分の好みは何なのか、売りをどこに求めるのか、自分の適性は何なのか、その専門性と位置づけを見極める目をもって、じっくり取り組んでもらいます。
人材育成を最大のテーマに掲げ、教員自らの専門性と経験の中から、人と社会の抱える問題解決のための新しい枠組みをつくり出す、これが社会情報学部の理念です。